そうだ、生きるんだ・・・
ギリシア語講読
ホメロス『オデュッセイア』第21巻
木曜日 17:00~18:30
【教材】テキスト+注釈
W.B.Stanford, Homer: Odyssey, Books XIII-XXIV, Bristol 1962.
(各受講者にてご準備ください)
講師:堀尾 耕一
冬学期(1〜3月)全10回
1月 9,16,23,30
2月 6,13,20
3月 6,13,20
漂流の旅にいよいよ終止符を打ち、じつに20年ぶりに故郷イタケの地を踏むオデュッセウス。第13巻はこの壮大な叙事詩のちょうど要の位置にあたります。戦に勝つことも大事だけれど、どんなことをしてでも生き抜いてみせるという強さもまた、正真正銘、英雄の証しでありましょう。そしてまた、乞食姿の主人オデュッセウスを迎える豚飼いエウマイオスは、何ゆえ「尊い」と形容され、あるいは「人々の長」と呼ばれているのか...。興味は尽きません。ホメロス特有の活用形や語法なども丁寧に検討していきます。
これまで第13、14、および17、18、19、20巻を読了。今期より第21巻、いよいよ有名な弓競技への準備が始まります!
年間スケジュール
春学期:4、5、6月
夏学期:7、8、9月
秋学期:10、11、12月
冬学期:1、2、3月
受講料
毎週の講座:各学期10回分につき 25,000 円
隔週の講座:各学期 6回分につき 15,000 円
学期ごとに銀行振込にて前納をお願いしております。
教材
教材は基本的に各受講生においてご準備ください。洋書に関しては、Amazon など通信販売によって容易に入手することができます。どうしても調達が難しい場合にはご相談ください。