そうだ、生きるんだ・・・
ギリシア語講読
ホメロス『オデュッセイア』第14巻
木曜日 16:00~17:30
<教材>
A.M.Bowie, Homer: Odyssey Books XIII & XIV, Cambridge 2013.(テキスト+注釈:オンデマンド国内印刷のため、すぐに入手できます)
講師:堀尾 耕一
[3月 4,11,18]
春学期(4〜6月)全10回
4月 8,15,22
5月 6,13,20,27
6月 3,10,17
漂流の旅にいよいよ終止符を打ち、じつに20年ぶりに故郷イタケの地を踏むオデュッセウス。第13巻はこの壮大な叙事詩のちょうど要の位置にあたります。ただいま第14巻を講読中。戦に勝つことも大事だけれど、どんなことをしてでも生き抜いてみせるという強さもまた、正真正銘、英雄の証しでありましょう。そしてまた、乞食姿の主人オデュッセウスを迎える豚飼いエウマイオスは、何ゆえ「尊い」と形容され、あるいは「人々の長」と呼ばれているのか...。興味は尽きません。ホメロス特有の活用形や語法なども丁寧に検討していきます。
年間スケジュール
春学期:4、5、6月
夏学期:7、8、9月
秋学期:10、11、12月
冬学期:1、2、3月
受講料
毎週の講座:各学期10回分につき 25,000 円
隔週の講座:各学期 6回分につき 15,000 円
学期ごとに銀行振込にて前納をお願いしております。
教材
教材は基本的に各受講生においてご準備ください。洋書に関しては、Amazon など通信販売によって容易に入手することができます。どうしても調達が難しい場合にはご相談ください。